【厚生年金ってお得?】資産運用として計算してみた

トラリピ

以前国民年金を調べてみたところ運用利率は2.43%でした。

今回は厚生年金で同じ検討をしてみたいと思います。

厚生年金は何年か前に制度が改悪され絞り取られる額が増額しています。私は42歳ごろから正確に年金受給予定額を計算しており、現在の給料がいっさい昇給しない場合老齢基礎年金と老齢厚生年金合わせて月額19.7万円になる見込みです。24歳で社会人になってますので24歳から42歳までは総額が合うように推定して算出しています。なので支払総額に若干の誤差があり、多めとなっています。あくまで概算として参考にしてもらえればいいかなと思います。

私の年金受給額の推移です。ほとんど直線ですね。60歳まで今の給料で保険料を払い続けた場合です。夫婦の場合はこれに嫁の年金額が追加されます。この金額には運用益も含まれています。今回はこの運用額の実態を明らかにするものです。

計算の前提条件

計算前提を明確にしておきます。先

1.年金保険料の計算

先のグラフをもとに現在の年金の計算方法から逆算し、標準報酬月額(支払い開始からの累積平均)を算出します。各年度の累積平均値からその年の標準報酬月額を算出し、これに18.3%/2(保険料は事業者と折半)を乗じて保険料を算出します。途中で計算方法が変更になっていますが、簡単のためこの計算方法で算出します。新しい計算方法の方が保険料が高くなるので全体的に保険料を多めに計算することになります。

2.保険料の払い込み機関

 24歳から60歳まで払い込むとして計算します。

3.受給期間

 65歳から受給開始で男性の平均寿命+αで90歳までもらうと考えます。90歳で年金資産が0になるものとして運用利率や受給金額を計算します。

4.運用

 運用利率は生涯一定とします。

厚生年金の運用利率は2.17%だった。

はい、以上が結論です。国民年金は2.43%だったのですが、若干低いです。冒頭に説明したように保険料が少し高めに計算されていますので、想定利回りは低くでるので、実際はこの数値より国民年金に近づくと思います。

詳細を見ていこうと思います。

保険料総額は2818万。こんなに払うんですね。

年金資産の運用状況をグラフにします。60歳時で4071万、受給開始時には4533万までになっています。ここから月額19.7万の年金を支出しながら90歳でほぼ0になる計算になります。

ところでこれをもしトラリピの運用想定である10%で運用したらどうなるんでしょうか?参考までに野村証券の年金向け投資信託であるマイバランス70の過去10年の運用実績9.2%でこちらの商品に近い運用になります。

年利10%で国民年金運用したら54歳で億り人です。受給月額はなんと179万円

60歳時点で年金資産は1億2534万に達します。年率10%であれば年間1253万円の収入になるので現役と同じ生活をすれば資産は目減りしませんので生涯安泰です。

さらにより安全な資産運用を想定して5%だとどんな年金生活できるか検討してみましょう。

年率5%なら厚生年金は毎月525,000に!

5%はトラリピの運用実績としてかなり安全な運用といえます。

65歳時点でなんと資産は8879万をこえます。元本が約2800万ですので3倍強ですね。

そこから毎月525,000円消費していくとちょうど90歳で資産は底をつきます。年率5%になるだけで、もらえる年金は約2.7倍近くに膨れ上がります。運用利率の大きさがいかに大きいかわかるでしょう。

正しい資産運用をすれば多くの人は億り人になれる可能性あり

厚生年金の男性の平均受給額は16.6万円です。今回想定した19.7万円に対して3万円少ない程度です。トラリピで想定している年率10%が実現できれば厚生年金で支払ってるお金レベルで1億円の資産形成は十分に可能です。年金やめて自分で運用すれば受給額は9.1倍にもなります。

お金の管理を国任せにすることがいかにもったいないか理解できたのではないでしょうか?

ちなみに10%運用であれば、50歳時点で年金資産は8000万を超えるので年収800万相当の不労所得が得られます。実はセミリタイア可能なんですよね。

若い人は、厚生年金と同じお金をトラリピで運用してほしいですね。たったそれだけで一生涯お金に困らない生活ができてしまいます。そうして十分な資産形成をしたのちに自分のしたいことにチャレンジしていけばいいと思います。

私はトラリピに出会ったのが46歳なので残念ながらセミリタイアせずに現状維持で働き続け60歳で5000万の資産形成をして60歳からいろんなことにチャレンジしようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました