年金は一生涯もらえるから貯金するよりなんとなく得だと思っていたのは実は私です。
トラリピによる資産運用を知って、年金をやめて資産運用していたらどうなるんだろうと思いちょっと計算してみました。そしたら驚愕の事実に愕然。
年金は報酬総額の１８．３％を会社と従業員で折半して支払っています。
切りよく年収１０００万とすると１８３万円、従業員は９１．５万円差っ引かれます。
私は今４０代ですが、今後昇給しないと仮定すると将来の年金額がいくらになるか計算したところ月額１９．７万でした。それでもついこないだまで、これで最低限安泰だななどと思った記憶があります。
その間納める年金額はなんといくらか計算したところ、なんと、約２６５０万になります。知らずに差っ引かれるって恐ろしい。。。
さてそれではトラリピによる資産運用を検討してみましょう。
最初に結論です。２５０万円スタートで年間１００万でトラリピによる資産運用をした結果を以下に示します。トラリピの設定は安全な資産運用となるようにリスクを調整し、年率１０％（全期間平均）とします。
トラリピの平均運用利率は年率で１０％。８．６年間で投入する資金は１１１４万で８．６年後には２０００万のトラリピが構築できます。
年率１０％なのでその後年金としてもらえるお金は月額１６．７万。これは年金と同じで一生続きます。少し先ほどの年金月額より少ないので、あと２年さらに待てば１０年でほぼ同じ金額になります。そして自分が死ぬときこの２０００万のトラリピは相続資産となります。年金は１銭も相続できませんよね。
１１１４万円の資金と１０年で自分が３６年間貯めて得られる年金と同じ（正確には２０００万もの資産が最後に残るのでより大きな資産）額が貯めれる事実を知ってしまい、いかに年金が無駄なものか気づきました。
年金では先ほど言った通り、２６００万ものお金を払い込む予定です。それだけでも年金以上の資産運用が可能ですが、実際先ほどのトラリピの運用の結果からわかるように１０年で資産は倍になるため、年金なんて払わずに資産運用しておけば１０年の２倍だけ考えても５２００万の資産が構築できます。そうしたら年間５２０万、月４３万もの不労所得が年金として受け取れるのです。それも国に預けたばっかりに２０万ぽっきりになってしまうのです。
さらに本当は会社が折半しているのでそのお金も考えるとなんと８６万ものお金に。。。これ現役世代よりもらえるじゃん。ということで年金資産運用しておけば実は途中でセミリタイアできちゃったりします。
会社と個人から多額の年金をせしめてセミリタイアのチャンスを奪い、挙句１／４以下の年金しか払わないくせに破綻するかもしれないっていったいどんなイケてないシステムなんだと思いませんか？
なぜそのような差が起こるのか、理由は３つあります。
１．年金運用は巨額かつ公的なため、安全な運用しかできない。
年金の資産運用は失敗は許されません。そのため、ポートフォリオには債権などの比較的安全な資産を組み入れざるを得ず、大した利回りが期待できません。複利エンジンが弱い。
２．年金は自転車操業のため、運用益が積みあがらない
年金を払い込む皆さんは年金をもらうまで支払った年金に一切手を付けることができません。そのため当然のことながら自分の資産は約４０年運用されるべきと思うはずです。しかし、今の公的年金制度は現役世代からの徴収資金を使って年金世代の人たちに支払っています。なのでよく労働者何人で老人１人を支えると例えられるわけです。今私たちが払っているお金は長期に運用されることなく今の年金受給者によって消費されているわけで、全く複利の効果が活かされていないのです。これ詐欺に近いと思います。
３．運用益で年金を賄うのではなく、現役世代の支出で賄うためお金がどんどん目減りする
トラリピの年金は資産の運用益のみで支出を賄います。なので基本的に資産は一切目減りしません。なので未来永劫年金をもらうことができます。
しかし公的年金は今の現役世代のお金をそのまま横流しして消費します。そのため、使ったらそのまま資産は目減りしていきます。
冒頭で年金に支払うお金は会社分も含め５２００万で毎年もらえるお金は２４０万です。２０年ちょいでなくなる計算です。現在の平均寿命が男女平均８５歳くらいで年金支給開始が６５歳になるとするとなるほど払ったお金がすべて消えていく感じになりますね。
まとめ
２６００万、会社も含めれば５２００万も積み立てて年間２４０万しかもらえない年金。
年１００万、８年で約１０００万つみたててさらに２年寝かしてわずか１０年で同じ額がもらえる資産運用。
年金制度を今すぐ廃止して個人の資産運用にゆだねれば未来永劫破綻することがない老後になると思うのは自分だけでしょうか。普通に今と同じ金額積み立てて４倍以上の年金をもらうことができるって信じられないかもしれませんが本当の話です。今の半額の支払いで２倍以上の年金がもらえるんです。
少し前に、豊かな老後を過ごすために２０００万必要とか言って騒ぎになりましたよね。あれ月の不足額５．５万円を前提にした話です。不足額は年間で６６万。トラリピに乗せれば６６０万あれば解決です。死ぬまで運用せずに取り崩していったら２０００万必要だと国の専門機関が言ってるあたり、この国は終わっていますね。年金制度が破綻するのは当たり前かな。
偉そうに言いましたが少し前の自分もその一人でしたので、人は変われます。
ところで、自転車操業しているお金がたまらずいつまでたっても楽にならないって国も個人も一緒ですね。
そうすると自転車操業の先に待っているのは破産なのでやっぱり年金破綻するかな。。。でも私は２０万の年金が１０年後に完成しているので安心です。年金ももらえたら月収４０万でウハウハですね。
今からでも遅くないので皆さんもトラリピ始めましょう。
月度収益報告も始めました。
コメント