八ヶ岳に別荘購入して2年が経過。別荘初心者だった自分に対して今伝えたいこと

八ヶ岳ライフ

八ヶ岳に別荘を購入して3度目のGWが終わりました。コロナの影響で八ヶ岳でのいろんなイベントがなくなってしまいました。夏祭りや年末のスキー場の花火など、今は辛抱の時ですね。本来やりたかったことがたくさんできなくなってしまいましたし、八ヶ岳に来ても別荘にこもることが多くなりました。自分としては別荘でぼうっとしていることがそもそも至福の喜びなのでいいのですが、家族、特に子供はそうではなさそうです。

2年経過したことですし、一度別荘を買う前に思っていたことを振り返ってみてそのギャップを考えてみたいと思います。別荘を購入するときって、ある種の熱にかかっているというか勢いというものがあります。それが少し覚まされたときに改めてどうかなということですね。

週末移住をしたい

別荘購入のきっかけは友枝氏の「週末移住から始めよう」という本です。買う当初から通い続けられるかという心配はありました。2年経過してどうでしょうか?

今は月1回と連休を基本として、たまに一人で出向くといったペースを守ってます。個人的には毎週通ってもいいと今でも思っていますが、現状は金銭面がネックになっています。愛知から往復500km、我が家のハイエースワゴンの燃費では7000円程度必要になります。八ヶ岳に移動するのが目的なのでここは軽自動車でも十分ですね。系なら2000円チョイくらいだと思うので気軽に行けるのですがね。

家族で田舎生活を楽しむ

これは別荘購入にあたり、正しく判断する必要があります。別荘を購入するにあたり、どこかで自分を正当化したいと思うんですよね。そこで週末移住は家族の望みだという思い込みをどこかでしてしまうんです。でも実際はあくまで自分の望みなんですよね。今もっとも別荘を必要にしているのは自分なんです。そして自分が今したいのは別荘でのんびりすること。これは僕の願望であって家族の願望ではないってことです。だから家族を巻き込むならきちんと家族の要望をかなえなければいけません。自分の好きを押し付けてはいけないんですよね。子供の大きくなるにしたがって自分の社会を持ち始めるでしょうし、いつまでも一緒というのは難しいと思います。でもそれは別に別荘がいらないというわけでなく、今ではないということなんじゃないかなと思います。子供は大学生にもなれば友人とスキーなどに利用したいてきっと思うと思うし、夫婦でも子離れしてからの方がいろんなところにでかけてのんびりするといった楽しみもできると思います。家族4人で一緒に毎週というのは違うんじゃないかなと今は思っています。なので月1回、場合によってはもっと少なくてもいいんじゃないかと。その中でもし家族なりの楽しみ方を発見したらその頻度を増やしたらいいんじゃないかと思います。自分だって毎週行きたいという気持ちが変わる時期もあるし、そのうちずっと過ごしたいってなるかもしれません。無理に変わらないんじゃなくて、その時々に合わせて柔軟に変えていけばいいかと。今は自分が別荘を必要としている。だから家族に迷惑が掛からない範囲で自分の心のバランスを保つために別荘を活用出来たらと思います。

ウッドデッキを作る、小屋をつくる、BBQをするなど、都会でできないことをしたい

今はウッドデッキを少しずつ広げています。小屋はまとまった時間が取れずになかなか進んでいないです。やっぱり小屋を作ったりとかは実際のところ家族はそこまで興味ないかなと今は思ってます。これも自分の願望でしたね。子供がもう少し大きくなったら興味を持ってくれるかもしれませんがさすがにその前に完成させたいです。

DIYは時間がとれないだけで、興味は今も持っています。やるためにはやっぱり一人でいく機会を増やすしかないですね。まだ子供が小さいのでやはりそこまでしょっちゅう行くのは今は。。。という感じでのんびり進めていこうと思います。

車中泊でいろんなところに行く

別荘探しで八ヶ岳を訪れていたときは頻繁に車中泊をしていましたが、別荘購入後はばったりです。子供が大きくなってというのもありますね。ハイエースワゴンの車中泊はやっぱり夫婦2人になってからですね。2人で旅するくらいがちょうどよい広さだと思います。4人家族で旅行というとルーフテントが必要かなと思います。

車中泊をしないとなると、車は少し小さくてもいいかなと思います。でも先ほど言ったように子供が大きくなったらハイエースワゴンで夫婦でのんびり旅行したいと思うんです。なのでこのまま維持かなって思ってます。将来的にハイエースワゴンを手放すようなことになったら二人前提で系のキャンピングカーなんかが燃費もよくていいかなと思います。

車中泊としては利用機会が減りましたが、やっぱりいろんなところにいって車の中でのんびりできるっていうところはハイエースは最高です。なにも無理に止まる必要はないです。

子供教育としても田舎生活

これは、子供が興味を示さなかったらしょうがないですね。上の長女は大の虫嫌いですし。下の長男はトムソーヤ的なことにまだあまり興味がありません。キャンプとかアウトドアにもう少し興味が出てきたら男同士でいろいろできるかもとは今も思っています。子供教育を考えるならやはり移住までしないと無理ですね。現地で友達でもできれば違うんでしょうけど、月1利用ではなかなか友達は難しいですね。まあ、教育なんて所詮正当化のいいわけで、子供がアウトドアという分野に興味をもつきっかけを与えているに過ぎないです。

自分が子供のころは田んぼに連れて行ってもらっておたまじゃくしをとったりとかしていて、川にもしょっちゅう遊びにいってました。そういった記憶がある中、今都会ではそういった遊びは皆無で近所の子供と遊ぶこともしない。行動が家族で閉じてしまっているんですね。まあこれが今と言ってしまえばそれまでですが。

いろんなお店で食事を楽しむ

これは正直できていないです。結局子供が好き嫌いが激しくて、全然楽しめてないですね。これも夫婦で楽しみ始めてからか、子供が大人なってからですかね。

お店自体は八ヶ岳ではかなりの確率いい店がおおいです。やっぱり八ヶ岳にきてお店を開きたいって思いでやってる人が多いからでしょうか。付け合わせの野菜をだけでををって思えるのは八ヶ岳のすごいところだと思います。

八ヶ岳にきた当初は原村中心に回っていたので小渕沢とか清里とかによく行ってましたが。今は別荘で食事を楽しむケースが多いです。始めて八ヶ岳に訪れたときに訪問した萌木の村のRockとかは行く途中の道まで含めて本当にリゾート感満点で、一発で八ヶ岳の虜になってしまいました。しばらく行ってませんが、また行きたいですね。

八ヶ岳を拠点とした小旅行をする

長期連休時とかに別荘を拠点にもう一足伸ばしてみようって話していました。これはコロナの影響で残念ながら実現できていません。世間が落ち着いたら日本海の方に抜けたり東北方面に行ったりとかしてみたいと思っています。

中古別荘が現実的

はじめにイメージしたのはMORISHハウスのような素敵な新築の別荘でした。でもやはり資金面のハードルは高く、中古の別荘を購入したわけですが、2年たってみてこの選択でよかったなと思っています。多分定年したときに本格的に年の半分を移住みたいなことを考えたときにはそういった選択肢もありかなと思います。実際八ヶ岳に別荘を買って何度も通ってみていろいろと見えてくることはあります。どのあたりに住みたいかなんて言うのもやっぱり5年10年たってみて決めるっていうのが現実的でいきなり何千万ものお金をかけて別荘買うのはやっぱりリスクだと思います。引退したら今の別荘にを拠点にセルフビルドするとかも面白いと思います。しかしこういった夢を追うにはしっかりした資産づくりが必要で、今はそういった資産形成を勉強しています。

姫木平は正直少しすたれ感はありますが、それでもシーズンには多くの人が来ますし、別荘地特有の制約も結構緩めなので、小屋建てたりいろいろ自由が気に入ってます。今年のGWに別荘前にキャンプ場がオープンしてものすごい盛況で、こういったところにくる若い人が別荘に興味を持って次の担い手になってくれるといいんですけどね。

別荘は人生を豊かにする

仕事が辛かったり、都会の生活の息苦しさだったり、少し後ろ向きな感情から始まった別荘への思いですが、いま改めて振り返っても購入してよかったなと思います。友枝さんの本に出会い、週末移住を知り、八ヶ岳に憧れて、バイク乗りに戻って、そしてストレスフリーな生き方をしってそれに向かって資産形成にまい進している今があります。多分八ヶ岳という土地に来なかったら今も会社生活で鬱と戦いながら先行きの見えない将来から目を背けて下を向いて歩いていたんじゃないかと思います。これら全てが最初からつながっていたわけじゃなくて八ヶ岳で週末移住をしたいって思って踏み出した小さな一歩がどんどん広がっていく感じです。

別荘というより、そういって一歩踏み出す勇気を持つことが人生を豊かにするってことなんだと思います。

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