遺族年金は支給条件が複雑
私は現在会社員として厚生年金に加入しています。現在主流になりつつある夫婦共働きではなく、夫が稼ぎ中心という昔ながらのスタイル。そんな資金面の大黒柱の夫ががんで死んでしまったら、遺された妻や子供は大変です。そんな家族を支える国の制度い遺族年金制度があります。いざというときのための死亡保険にいくら掛けるかにも大きな影響を及ぼしますので正しく理解する必要がありますが、よく読めば読むほど支給条件が複雑です。
余命宣告を受け、愛する妻子が不安なく生きていけるかを考え、改めて詳しく調べたので説明したいと思います。私と同じサラリーマンの厚生年金に入っている人には参考になると思います。
令和8年4月1日までは受給条件は低いがその先は厳しくなる?
これ本当にわかりませんでしたが、結論は以下の通りになります。
令和8年4月1日までは死亡直前の直近1年しっかり年金を払って入れば遺族年金は支給されます。
上記に未払いがあると、次に国民年金の支給期間に対し2/3に相当する期間で年金を払っていれば支給されます。たとえば20歳から就職するまで2年間未払いがあった場合4年納付していれば支給されます。
学生時代に未納期間がある場合は就職後に払える限りはまとめて払っておくのが吉だと思います。
上記NGの場合は25年以上の納期実績があれば支給されます。
遺族年金はどんなものがある?
私の妻は私が経済的に扶養しているため、私が死んだ場合遺族年金を受給することができます。扶養の境界は年収が850万なので共働きでももらえるケースが高いと思います。
妻が受給者のケースで話を進めます。
18歳未満の子供がいる場合、遺族老齢基礎年金(国民年金の満額と同額)780,900円/年と子供1人につき22,4700/年(3人目は7,4900円/年)の子供加算が支給されます。我が家は子供が2人いるので
780,900+2×224900=1,230,700円/年
支給されます。月額にすると102,558円/月です。
子供がいない場合は5年の有期となりますので注意ください。
夫が厚生年金に加入していた場合、遺族厚生年金として死亡したときの積立額に応じて年金受給額の3/4相当を受給することができます。受給額は年金特別便で現在支払っている分でもらえる年金額がわかるのでそこから計算できます。老齢基礎年金分は含まれないので注意してください。私は現在46歳ですが、大卒で会社勤めの場合は48万~96万/年(4万~8万)くらいになると思います。真ん中の6万とすると遺族老齢基礎年金等と合わせて毎月16万円程度を受け取ることができます。この金額をベースに足りない分を死亡保険金で賄うように保険をするとよいと思います。ただし、後述するように子供が18歳を超えると一気に支給額が減るので注意ください。
なお、納付期間が少ない人でも300か月(25年)納付し続けたと仮定した金額が受けられるので若い人でもうれしい制度です。
子供が18歳を超えると一気に減額に!
子供が18才になると子供加算がなくなり、全員18才になると遺族老齢基礎年金もなくなります。
子供が18歳になるまでは手厚い保護がありますが、18歳を超えると一気に補償が手薄になります。大学進学が一般的になってきている現在においては少し制度が追いついていないように感じます。
遺族老齢基礎年金もなくなってしまうのが重要なところです。
ただし、妻が40~65歳の場合は18才以下の子供がいなくなると中高齢寡婦加算として585,700円/年を受け取ることができます。月額48,808円/月です。遺族厚生年金は子供は関係なく支給されますので先ほどの6万をベースにすると108,808円/月です。妻が年金受給までパートタイムで働くことができれば夫の遺産をほとんど減らすことなく生活できるレベルになると思います。
妻が65歳で年金を受給できるようになると中高齢寡婦加算が老齢基礎年金に代わるので2万/月程度UPします。
ざっくり全体をまとめ!
全体をまとめると妻子の遺族年金は以下の取りになると思います。
下記に10万/月のパート収入でMINの生活費を担保することができるようになると思います。
ここに子供の学費分と妻の老後の資金を賄える資金を死亡保険金等で確保すれば最低限の生活を保障できるようになると思います。ただ、夫の遺産を食いつぶしていくことは老後の不安があると思うので、遺産を活用してこれに5~10万/月の収入を付加できるとより安心した生活が担保できるのではないでしょうか?
18歳未満子供二人の時、16万/月(10万/月+遺族厚生年金4~8万/月@46歳死亡)
18歳未満子供一人の時、14万/月(8万/月+遺族厚生年金4~8万/月@46歳死亡)
18歳未満子供いない時、11万/月(5万/月+遺族厚生年金4~8万/月@46歳死亡)
65歳以降、 13万/月(7万/月+遺族厚生年金4~8万/月@46歳死亡)
遺産1000~2000万を活用して月10~20万の不労所得を得られるようにできたらなと考えています。


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