【トラリピの基本】ハーフ&ハーフ設定で資金効率を高める

トラリピ

トラリピでは株の信用取引と同じく、買いトラリピと売りトラリピの設定があります。

トラリピを仕掛ける通貨レンジを決めたら、そのレンジを買いトラリピで設定するのか、売りトラリピで設定するのかを決める必要があります。相場を予想しない、私のトラリピ戦略ではこの時レンジを半分に割って買いトラリピと売りトラリピを半分半分に設定するハーフ&ハーフ設定を基本設定とします。今日はこのハーフ&ハーフ設定のうれしさとリスクについて解説します。

ハーフ&ハーフ設定は評価損の拡大を抑え資金効率がいい。

ハーフ&ハーフ設定の最大の利点は設定レンジ内での値動きに対し最大評価損の拡大を抑えることができ、結果資金効率が良くなるのが最大の利点です。

下記はCAD/JPYのハーフ&ハーフ設定例です。赤線が値動きのイメージを描いたものです。下の実際のチャートの推移とは関係ないのでご注意ください。

赤線が値動きと考えてグラフを見ると、始め買いトラリピで価格が上昇するため、この間は順次決済されてポジションがたまることはありません。その後売りトラリピ領域に入ると価格上昇にともないポジションを保持し評価損が拡大します。その後下落に転じポジションを決済して評価損は減少し、買いトラリピ領域に入って価格が下がるとポジションを保持し評価損がたまっていきます。これらを整理すると青枠のグレーの期間はポジションを保持しない期間、そうでない期間がポジションを保持し評価損を持つ期間ということになります。では評価損を保持している期間を見るとすべて買い領域もしくは売り領域のどちらかにしかいないことがわかると思います。これは買いトラリピでポジションをためる前には必ず売りポジションをすべて決済し、売りトラリピでポジションをためる前には買いポジションをすべて決済することを意味します。つまり、ハーフ&ハーフ設定においてはポジションは買いまたは売りのいずれか一方でしかポジションを保持しないため、評価損がたまるのは設定した通貨レンジの半分で済むことになります。

このことから評価損の拡大を値動きがレンジが半分になり、最大評価損時の平均単価が下がることから必要証拠金で考えると1/3程度に小さくなることになります。

ハーフ&ハーフ設定は無リスク撤退がしやすい

第2の利点はハーフ&ハーフ設定は無リスク撤退がしやすいことです。

ハーフ&ハーフ設定の場合売りから買い、買いから売りに移る際に全てのポジションを決済するため、評価損0で撤退が可能になります。この評価損0がレンジの中央にあることからそのチャンスもおのずと多くなります。

途中で撤退を考えるような設定はハーフ&ハーフ設定にするとことでローリスクで撤退しやすくなるといえます。

ハーフ&ハーフ設定のリスクはレンジオーバーリスクを上下に持つこと

このようにいいことずくめの設定のように思えますが、一つ大きなリスクを伴います。それは上下どちらもレンジオーバーによるロスカットが発生することです。

ハーフ&ハーフの戦略にはロスカット覚悟の撤退もしくは絶対にレンジオーバーによる撤退をしないワイドレンジ戦略が必要です。

私のトラリピ設定はリーマンショックを含む過去15年のレンジを包含しレンジオーバーによるロスカットをしない戦略になりますので、このハーフ&ハーフとの相性抜群です。

将来的に上抜けするなとか下抜けするなといった相場観があるものにはハーフ&ハーフ設定はあまり適しません。

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